静寂の欠片(しじまのかけら)

笑われてナンボの素人芸人が綴る
痛々しさと切なさ乱れ撃ちと心強さと。

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2009.05.09 Saturday

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2007.04.28 Saturday

絶望社会絵巻小説〜どうぶつの森〜第一話「新天地」 

(雨、か・・・)

どしゃ降りの雨の中、タクシーに乗りながら溜め息をつく。

事業に失敗し、都会から逃げ出すようにこの村へとやってきた私を迎えるにはふさわしい天気かもしれない。

現金ですらタクシー代ギリギリしか持たない私に、濡れて困るような荷物などないのだし。

「着いたよ、お客さん」

ここは『なもなき村』。

すべてを失なった私がたどり着いた、のどかで・・・そしてせちがらい世間の鑑のような村である・・・


「なもなき村へようこそだも!」

彼の名はたぬきち。

無一文になった私に家と職を紹介すると声をかけてきた恩人だ。

「おうちはもう出来てるだも!代金の方はゆっくり返済してくれればいいだも!」

・・・え?貸し家で充分なのに、なぜ新築・・・?
しかも同意も 何もした覚えはない。

「とりあえず村人の顔見せもかねて、ウチの店のバイトとして働いてもらうだも!この作業着に着替えるだも!」

・・・私の脳裏には、昭和の「人買い」の話が浮かび上がった・・・


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「ご苦労さまだも!それじゃ作業着代を差し引いて1800ベルあげるだも!」

バイトに作業着売りつけたうえ、勝手な給料天引きか・・・労働基準局に訴えれば営業停止もありうるような状況だが、今の私はここをでて生活するあてもない・・・涙を飲んでその日は新しい我が家へと帰った・・・


(たぶん続く)

2009.05.09 Saturday

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11:20 | - | - | -

コメント

雨ですぐわかったよ!
懐かしいね〜(しみじみ)
2007/04/28 12:52 PM by HPL
まだHPLさんも持ってたら、通信とかで色々楽しめたんですがねぇ(苦笑)

とりあえず、小説風にして誰か興味持った人を仲間に引き込もうかと(笑)
2007/04/30 12:41 AM by はくいの

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